日本のホワイトニング事情

日本ではここ数年でホワイトニングを習慣的にする人が増えてきていますが世界的にみるとまだまだホワイトニング人口は少ない国です。アメリカでは「歯の白さがその人の教養や家庭の状態を表す」と言われているぐらい歯の白さはとても重要視されています。北欧でもアメリカと同じく歯並びや歯の白さが重要視されています。ある統計で欧米人は「自分の歯の白さきれいさに自信がある」と答える人が90％近くいるのに対して日本人はわずか5％。日本人でも毎日歯磨きはしているはずなのにこれだけ差があるというのはやはりまだまだ自分のケアには不十分だと思っている方が多いのです。

成人の82％が歯周病

日本人の歯肉炎及び歯周病疾患の現状

プラーク(歯垢)内の最近によって歯周組織が破壊されてしまう歯周病は「世界でもっとも患者数が多い病気」としてギネス世界記録にも記載されるほど身近な病気です。とりわけ先進国の中でも歯周病患者が多いとされるのがここに本。厚生労働省が平成23年に行った患者調査の概況によれば継続的に歯肉炎及び歯周疾患の治療を受けている(と推測される)患者は265万人以上にのぼると報告されています。歯肉炎及び歯周病疾患の患者数は331万5000人。平成23年に実施された実態検査では実に成人の82％に歯周病の症状がみつかったそうです。その割合は20代から80代まで万遍なくいることがわかります。